2007年3月6日火曜日

偽キリスト出現騒動 根田氏と山谷氏の「最後の矢」とは

ですから、あなたがたが暗やみで言ったことが、明るみで聞かれ、家の中でささやいたことが、屋上で言い広められます。 ルカによる福音書12章3節

この聖句は、イエス・キリストが、ご自身に敵対する者たちに向けて語られた言葉である。今回、そのみ言葉が成就したといえるだろう。日本のキリスト教界を扇動しようと企む、ある人物が、「CTは統一協会である」「CTは反キリスト(来臨のキリスト、偽キリスト)集団である」と、2つのニセ情報を人々に広めようとしている。

その人物は、憎悪と悪意を抱いて、協力者を集め、閉ざされた扉の向こうで「偽キリストが来た」「貴方たちを騙そうとしている」と語り、人々の不安を煽った。彼の話を聞き、CTを知る人々は不安に駆られ、CTを知らない人々は混乱した。彼と彼の協力者たちは、人々が不安そうに自分たちの話に耳を傾けているのを見て、喜び、悪評を広める手段を次々に実行していった。

彼らは、インターネットの匿名性を利用して、自分本位の勝手な主張をあちこちに貼り付け、討論の場で混乱を自演し、誹謗中傷を始めた。

彼らの主張の焦点は2つである。
(1)CTは統一協会である。
(2)CTは反キリスト(来臨のキリスト、偽キリスト)を信じる集団である。

ところが、彼らの誹謗中傷に対し、CTの支持者が反論をし始めた。これはまさに、神の恵みであった。支持者たちは、周囲の注意を無視して続けられる中傷を非難し、出所不明の情報について、事実関係を問い詰めていった。その中で、支持者の1人が途中経過として次のようにまとめてくれた。

―引用開始―

①韓国クリスチャントゥデイ創刊
②韓国CTのライバル紙NEWSNJOYがCTに統一協会疑惑をかける
③日本クリスチャントゥデイ創刊
④日本CTのライバル紙クリスチャン新聞(根田氏)が②を発見、JEAに情報提供
⑤JEA、加盟教会にCT統一協会疑惑のFAXを流す(理事会を通していない)
⑥FAXを読んだ山谷少佐、⑤を自分のブログに書く
⑦そのころ、韓国で統一協会疑惑が晴れ、JEAにも公式声明が届く。
⑧しかし、JEAは訂正文書を公表せず
⑨その頃、ムネ氏の母が⑥を読んでムネ氏のノートを山谷少佐に提供(ここにも根田氏関与)
⑩山谷少佐、ブログでCT攻撃
⑪論争が2ちゃんねるに波及
⑫2ちゃんねらーに色々突っ込まれ、①-⑪が徐々に明らかに
⑬山谷少佐と根田氏、疑惑を世界に広めるために各地にメール
⑭メールを受け取った人たちがそれをCTに転送
⑮山谷少佐の裏で根田氏が動いていたことが明らかに

―引用終わり―

これで彼らの主張のうち、1つが打ち消された。衝撃的な内容であった。彼らは、閉ざされた場所でひそかに陰謀を企てていたが、それが少しずつ明るみに出始めている。

『CTは統一協会』、『CTは人間を再臨のキリストとして信じている』――絶対に共存不可能なこれら2つの主張について、観戦者はその論理的矛盾を見逃さなかった。それは、単純だが主張の本質に迫る、1つの疑問から始まったのである。

「では、統一協会にキリストが2人もいるのか」 。

彼らが、ちょうど先が2つに割れた蛇の舌のように、2つの相反する主張で人々を騙そうとしていることが、こうして暴かれたのだった。

「CTは統一協会」「CTは人間を再臨のキリストとして信じている」という2つの主張は両立し得るのか。いや、可能性はゼロである。脱カルト協会や全国霊感商法対策弁護士連絡会に聞くまでもない質問だ。つまり、彼らの主張は、最初から自己矛盾しており、論理が破綻しているのだ。サタンの手口はいつもこの程度である。討論が長引くほど、彼らの論理的矛盾はますます明らかとなっていった。

戦局の悪化を懸念した彼らは、急いで新しい論理を考案した。「CTは、2人をキリストとして崇拝している、というのはどうだろう。1人は父なる再臨のキリスト、もう一人は子なる再臨のキリストだ」。実に稚拙で浅はかな主張である。ここまでくると、深刻に見えた論争もコメディ小説に格下げである。

大衆は賢かった。上記のような、馬鹿げた論理に対して、大衆は総じて「NO」と答えた。結局、これに騙されているのは彼ら自身だけのようだ。現に、キリスト教会の主要な指導者たちや団体は、誰一人として、彼らの破綻した論理に興味も示さなかった。

自分たちに対する周囲の冷ややかな反応を見て慌てた彼らは、過去を探り、30年前まで遡った。しかし、彼らの主張の裏づけに利用できそうな決定的証拠は、そこにも見つけられなかった。

そして、彼らは再び方向転換を検討した。「このままではダメだ。2つの主張のうち、1つを捨てよう」。あれほど自慢げに主張していた主張のうちの1つは、こうして彼ら自身の手によって、あっけなく捨て去られてしまった。「CTは統一協会ではない」――この結論が導き出されるまでに、彼らはどれくらいの年月を要しただろうか。彼らの首謀者が最初に虚偽の報告と情報操作を行い、韓国キリスト教界を扇動し始めてから、実に3年が経過した。

決して忘れてはならないのは、首謀者が韓国と日本のキリスト教諸氏を扇動し始めた当初、彼らが「CTは統一協会である」と断言していたことである。首謀者たちは、「CTが統一協会のビルを使い、統一協会から活動資金を受け取って活動している」という虚偽の情報を韓国に報告し、韓国で利害の一致を見たキリスト教メディアを扇動し、韓国教会の権力を利用してCTを政治的に圧殺しようとした。しかし、まさに神の恵みとお守りにより、2年間にわたる合計2回の本格的な調査を経て、この「統一協会」疑惑は無事解消された。首謀者たちの完敗であった。

韓国で行われた調査の報告は、公式声明という形で日本福音同盟にも送付された。ところが、首謀者たちは、自分たちの捏造工作が発覚するのを恐れ、韓国の声明が日本で公表されないように関係者に働きかけたのである。(⑦-⑧参照)ここで述べたことは事実に基づいている。

こうして、「CTは統一協会である。だからカルトである」 という、客観的根拠を欠いた言いがかりと中傷は、完全に潰えた。

そこで私は次のことを主張する。「CTは統一協会である」と主張していたことについて、メディア人である根田氏と牧師である山谷氏は、潔く謝罪すべきである。クリスチャンであれば、自分の非を認めて謝罪することは、決して難しいことではないはずだ。この主張が間違いであったことが、誰の目にも明らかとなった今、それがもたらした被害とその悪質さに対する非難がこれ以上大きくなる前に、きちんと謝罪すべきだ。

ところが、首謀者と彼の共謀者たちは、決して自分の罪を認めようとはしなかった。彼らは言った、「事実であるという確証は無いが、まずはこれを出来るだけ多くの人々に広めてしまい、味方を確保してしまおう」と。イエス・キリストを主と告白する者として、非常に恥ずかしく、不誠実な態度ではないだろうか。

結局、彼らに残された「最後の矢」とは何であろうか。それは、これまでの議論と結論を全く無視して、ただひたすら「CTはカルトである。彼らは偽キリストを信じる集団だ」と、出来る限り大勢の人々に広めてしまうという作戦である。彼らは、「CTは統一協会」という捏造情報で何年間も、キリスト教会を混乱させ、扇動を謀った。そして、彼らは今も、決して悔い改めることなく、謝罪の言葉すら無いまま、言い逃れる口実を切り開く目的で、何も知らない人々に対して、既に解消された論争を提示して不安を煽り続けているのだ。これは、もはや組織的犯罪である。私たちは最後まで戦い、彼らの陰謀からキリスト教界を守り抜かなければならない。

扇動工作を繰り返す彼らとネット上で対話を試みると、非常に困ることがある。彼らは、議論が論点の核心に迫ると、別の論点を取り出して議論を混乱させ、それまでの議論を御破算にするのだ。論点について既に回答がなされたにもかかわらず、議論の流れを無視して持論を一方的に展開し、押し切ろうとするのである。その良い例がブログ「ムネの日記」(http://only-jesus.blogspot.com/)だ。このサイトを運営する青年は、自筆のノートに関する疑問に明快に答えた。ある記者が昨日、青年の回答に対する返事をするよう彼らに要請した。すると、彼らは何の前触れも無く、突然、別の争点を持ち出してきて、それを根拠に、それまでの議論全体を無視したのである。

彼らが持ち出した次の論点は、1)月刊現代宗教  2)傍角石日記  3)リック・ロス という反福音主義の宗教サイトである。それらの内容を見ても分かるとおり、彼らは、最初から異端疑惑の解消など考えてもいないのである。ただ、自分たちの主張を強引に押し通し、情報を捏造して周囲の不安を煽っているだけなのだ。魔女狩りや十字軍を彷彿とさせる教会政治的、商業的、利己的動機が彼らの根底にあることは一目瞭然であった。彼らは、数ヶ月にわたり数十回も回答がなされた質問を、飽きもせず、ひたすらネット上で繰り返す日々を送っているのだ。その理由は、彼らには反論のための資料が不足しており、窮地に陥っているからに他ならない。「Sola Gratia」(http://solagratia01.blogspot.com/)だけでも、議論の本質ははっきりと述べられている。ある団体のカルト性に関する記事を掲載した、韓国の宗教誌「現代宗教」記者は、その後、謝罪して記事の内容を訂正した。謝罪の内容は次のとおりである。

―引用開始―
しかし記者は多くの苦心のあげく、たとえ一方で非難が殺到するとしても、誤った内容があるなら修正する箇所は修正し、知らせることは知らせなければならないという所信で、すでに過去に問題となったハンビット大学宣教会に問題はないという結論を下した。
―引用終わり―

韓国の有名な雑誌が勇気ある決断をして、紙面上でこのような結論を発表した。また、サイト「傍角石日記」は、他教会を攻撃する目的で異端組織が運営しているサイトであることが判明した。彼らの掲載した中傷記事について、内容が事実無根であることを認め、自ら謝罪してサイトを閉鎖した。

最後に残るのは「リック・ロス」というサイトだ。このサイトをめぐる論争は、長く続くかもしれないが、それを戦い、勝利を得るために必要な資料と証拠は既に揃っている。今回はひとまず、以前掲載したものを再掲する。

このサイトを運営するリック・ロスという人物は何者なのか。下記のサイトで、彼の素性が明かされている。ユダヤ人として反キリスト教的な思想を持ち、これまで社会的に数多くの問題を引き起こした人物である。彼がどのようにキリスト教組織を攻撃してきたかについては、以下のサイトで詳細に説明している。

http://www.religiousfreedomwatch.org/religious-experts/false-experts/rick-ross

マインドコントロールからの解放という大義名分の下に、会員を拉致したり、乱暴をしたりして、数多くの組織をカルトに仕立てて相談料を取り立ててきた人物だ。

彼のサイトでは、有名な教会やキリスト教団体が「新しいカルト」どころか、「破壊的なカルト」と評価されている。以下のリンクは、彼が実際に公表しているものだ。

CCC(http://www.rickross.com/groups/campus_crusade.html)、
YWAM(http://www.rickross.com/groups/youth.html)、
Hillsong教会(http://www.rickross.com/groups/hillsong.html)、
フォーカス・オン・ファミリー(http://www.rickross.com/groups/focus_family.html)
アッセンブリーズ・オブ・ゴット(http://www.rickross.com/reference/messianic/messianic9.html

サイト「リック・ロス」で告発されている団体が、本当にロス氏の分類どおり「破壊的なカルト」か否か、このサイトを引用する人は、まず、答えるべきだろう。

次に、その匿名討論サイト「リック・ロス」に登場する無名の投稿者たちは誰なのか、そして彼らが何を主張しているのかについて論じよう。ACMに関する討論では、以下のような投稿があった。

1.あるマレーシア人が、ACMを非難するトピックを作成して好き放題書いた後、姿を消した。その後、サイト内掲示板の管理者に「自分が書いた内容は過ちだった」として削除の要請をした。このように、問題提起をした本人が内容を撤回した以上、その内容について論じることは無意味である。ところが、管理者はトピックを削除せず、代わりに、マレーシア人の撤回した文章の代わりに「hello」と掲載した。管理者は、なぜ、こんな不可解なことをしたのか。そもそも、その問題提起者が後悔して、自分の掲載した文章を削除したのに、このような討論の続け方など、あり得るだろうか。

2.ACMに関するトピックを悪用したのは、アフリカで、ACMと同じ地域で活動する宣教団体だった。彼らが異端団体であるという情報もある。彼らは、ACMにたくさんの会員が集まるのを見て嫉妬し、掲示板に書かれたACMに対する非難に便乗した。彼らによると、彼らはACMの聖書講義を収録したCDを持っており、あるキリスト教団体の事務室にそれを保管してあるという。そして、福音主義教会の著名な指導者が、彼らを支援していると発言した。しかし、事実はそうではなかった。彼らは、全く無関係のキリスト教団体と指導者の名前を勝手に名乗り、ACMの活動を妨害しようとしただけだったのだ。

―引用開始―
12-14-2006 07:58 AM Post subject:
Dear Dr Margaret Kilonzo,
拝啓 マーガレット・キロンゾ博士
ケニア教会調査委員会のムシビ少佐です。委員会創立メンバーの一人であり、調査と作戦の指揮を取っています。
ケニア教会は、教会を社会問題に取り組ませる目的をもつ、唯一の教会連合です。事務所はUfungamano House, 4th Floor, Room 401. です。 教会の構成は以下のとおりです。
Advisory Council
Executive Committee
Task Force
このように私が投稿したのは、ACMという伝道団体に関する貴殿の書き込みを拝見したからです。
貴殿はUfungamano Houseの2階にある事務局で書記長であられるとのことでした。
しかし、ケニア教会委員会創立者である私は、貴殿のことを存じませんし、お会いしたこともありません。
ケニア教会を代表して書いているように見せかける姿勢は誠実とは言えません。
聖書信仰に立つクリスチャンとは思えない特徴です。
それから、書記長(Executive Secretary)というポストも存在しませんし、私たちの事務局はUfungamano House の2階ではなく4階です。
貴殿はケニア教会の名を悪用して、間違ったことを書き込んでいます。ケニア教会の問題でご相談があれば、どうぞ私たちの事務所までお越しください。
身元を証明してくだされば感謝致します。先ほど申し上げたとおり、マーガレット・キロンゾ博士という名前はケニア教会のどの機関にも存在しないのです。
―引用終わり―

このように、名前を盗用された団体と関係者が抗議した。捜査が行われると、実は異端団体の2人が騒動を起こしたという内実であった。しばらくして、アメリカ人を名乗る人物が、この掲示板に現れた。しかし、彼も実はアフリカ人であり、偽装が発覚したアフリカ人を助けるために投稿したことを後になって自供した。今となっては過去のことであるが、彼は騒動を起こした後、二度と現れることはなかった。これが「リック・ロス」の結論である。

3.真のクリスチャンは、自分を生かそうとするのではなく、自分は死んで、自分の中にあるキリストが生きるのである。これを教えるために、ガラテヤ2:20「キリストが私のうちに生きておられるのです」と引用すると、「自分のうちにキリストが生きていると言うこの人は、自分をキリストだと言っているのか」と誤解する人がいる。これが宣教の現実である。このような誤解と混乱は、様々な人が出入りする宣教団体で非常に多く見られる。いつの時代にも、どこにでも、宣教を妨害する人たちはいるものだ。だが、このような大学宣教団体の問題を利用して、自分の主張を貫き通すための証拠にしようなどという行為は、認められるはずがない。世の法廷で、これが証拠となり得るのかを判断してもらえば良いだろう。ネット上の掲示板で匿名の投稿者から得た情報など、証拠として採用されるはずがない。少なくとも、キリスト教会が判断するのであれば、申命記19章どおりに、確かな証人を出すべきだ。これまでの議論の中で、匿名という仮面を外して証言をした人が1人でもいただろうか。

私たちは、山谷氏のいう「脱会者」について、何も知らない。しかし、彼らの証言からは「彼ら(CTと、その他の関連があるとされる団体)は秘密主義だから、反キリスト教的な教理があるはずだ」という推測しか得られなかったようだ。

ここに、追及すべき深刻な問題がある。「脱会者」の相談相手となった牧師が、彼らを洗脳し、誘導質問で得た発言を証拠として引用し、自身の主張の根拠としているという。これは犯罪である。 彼こそ秘密主義であり、閉ざされた部屋に集まり、陰謀を企てて、ただ自分の正義だけを主張して他人を裁いているのである。自分が秘密主義なのだから、他人も同じなのだろうという発想で、他人を非難しているのである。彼自身の、このような手段こそカルト的である。

陰謀者たちは、低俗な情報操作と捏造工作を行って「CT統一協会説」を流布したことを謝罪すべきだ。それが出来ないのであれば、まず「CTは偽キリストの集団だ」という証人がいるというのであれば、彼らを正式な場に連れて来るべきだ。そして、その「証人」を交えて、教会か、世の法廷で是非を争うしかないだろう。そこで、陰謀者である彼らの主張を審議にかけるしかない。隠し事などせず、隠れたところでばかり噂話などせず、無責任に逃げたりせずに、真剣に争うべきだろう。私たちについては、「ムネの日記」「Sola Gratia」が十分すぎるほど説明している。だから今度は、影で人々を扇動し、手引きをしている教唆犯と、その協力者たちが答える番だ。

彼らは、政治的権力者を利用して、CTと反論者の言論圧殺に乗り出す可能性がある。しかし、それは必ず失敗するだろう。神は生きており、すずめ一羽が地に落ちることさえも、神のお許しがなければ不可能であるからだ。